2 しなぼかし帯


しなばかし帯(シナ段染)
【仕立て】かかり仕立て(間き)
【素 材】 シナ
【備 考】かため 
     徐々に柔らかくなります




【作品のご紹介】
日本の二大原始布のひとつで、シナの木の柑皮を灰汁で煮て、堀づけにし、条を手緩みし、手徽りをし、1£かし染ねをしたおしゃれ帯です。小物など維み合わせ次第で、葵冬を除いてはいつでもお使いいただける帯です。お若物通の方は年中、身につける方もいらっしゃいます。木の索材であるため、弾力があり丈夫で、便うごとに色が変わってゆきます。緯や小紋など、改まった場所以外で、幅広くコーディネートが楽しめます。雪国である東北の春らしの中で、必要で生まれたシナの条が今日このような帯になっていることを思うと、感慨深いものがあります。


【ご愛用頂くにあたり】
締める前に要を吹いたり、浴室利用の後の湿気などを含ませると、締めやすなります。使い終わった後も、毎を吹いてあげるて0哺間を置くこと折被も元に戻ります。1£かしになっているので濃い部分を腹前にするか、生成部分を腹前にするかで表情をかえることが出来き、維み合わせの幅を広げてくれます。