ゆずりは奥入瀬店にて、ガラス作家石井康治さんの作品を展示販売しております。

現在、青森県立美術館 www.aomori-museum.jp でガラス作家石井康治(1946-1996)の初の本格的な回顧展「詩、季、彩」が開催されています。それと時を同じくしてゆずりは奥入瀬店で展示販売させていただくことになりました。とても光栄なことだと思っています。

石井さんは青森の自然に魅せられ、北国の光と風が織りなす四季を彩り豊かなガラス作品にうつし取りガラス工芸に新たないぶきを吹き込んだ作家です。

ゆずりはが始まって3年ほど経った頃からお付き合いが始まりました。ですが、その5年後急逝されました。自身の創作のひとつの到達点と自負する「樹影」シリーズが生まれてまもなくのことでした。

ガラスは瞬時の仕事。それだけにそのための激しい緊張感はとてつもないものではないかと思うのです。熱く柔らかい素材から冷たく固い素材への変化で出来上がる、、、炎によってその一瞬の輝きを凍結させるのですから。

5年という長くないお付き合いの中で、どれほどに青森の自然を愛したかだけは作品を扱うものとして精一杯感じ得たと思っております。

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